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シリーズ第1弾「喜びの刻~馬に注ぐ彼の胸の内~」

2011-03-07
あっき~ら'sコラム(毎週月曜日更新予定)
毎週月曜更新コラムは私あっき~らがお送り致します!

書きたい事はたくさんあるので特にこれといったテーマは儲けませんが、短編のシリーズ物として書きたい思います。

最初にお送りするのは「喜びの刻」と題しまして過去に見てきた勝利ジョッキーインタビューの中でとても心に残ったものをご紹介していきます。


まずはこちらをご覧下さい


2009年 スプリンターズステークス優勝 ローレルゲレイロ号騎乗 藤田伸二騎手


この年の春、ローレルゲレイロは2006年のデビュー時からあと1歩届かなかったG1タイトルを高松宮記念で獲得しました。

安田記念15着の後、休養明け初戦のセントウルステークスでは高松宮記念と同距離とも関わらず14着と大敗。

春とは違い、臨戦過程に不安を残したままでのスプリンターズステークス挑戦となりました。

そんな不安もさながら、ローレルゲレイロは絶好のスタートからハナを奪うと直線でビービーガルダンの猛追からも必死に逃げほぼ同時にゴールイン。

長い写真判定の末、掲示板1着の欄に灯ったのは彼が背負っていた13の数字
スプリンターズステークス
彼はビービーガルダンに僅か1cmという差で勝ち、春秋スプリントG1制覇を成し遂げたのです。


過去のスプリンターズステークスでは1996年にフラワーパーク(田原成貴騎手)が同じく1cm差でとエイシンワシントン(熊沢重文騎手)を下し春秋スプリントG1制覇を成し遂げています。
スプリンターズステークス
(写真手前:フラワーパーク 写真奥:エイシンワシントン)

この時に田原から生まれた名言「同着でもよかったのに」という言葉を藤田自身もこのインタビューで『安藤さんと「同着でいいよね」って話してました。』とフラワーパークとフュージョンさせながら使ったのでしょう。

「道中で考えてた事」の質問にはゲレイロに対しての敬意を持ちつつ「行かせてもらった」と言ってるように私は聴き取りました。

決して無理をさせず、彼に従うままに"走ってもらう"→"走らせてもらってる"と言った感じでしょうか。

「直線の気分を伝えて下さい」という質問の中でも「前走があんな負け方してるので馬には申し訳ないが信用しきれない部分もあったので気分としては馬に申し訳ないことをした」と藤田がこの馬にどれほどの気持ちを持って望んだかがこの一言で伺えました。

さらに私が感動した極めつけの一言
最後「ローレルゲレイロに声を掛けるとしたら?」との質問に対し

「いや、まぁ…疑ってすんませんって感じです」

藤田は苦笑いしながらこう言いました。

「厳しい」「恐ろしい」と言われ、嬉しさの感情をムキ出しにするのが少し下手である彼ができた最大限の喜びだと思っています。

私はローレルゲレイロをデビューから引退までずっと応援してましたが、このインタビューが彼の素敵な競走馬生活にもう1つ素敵な華を添えてくれたのではないでしょうか。


種牡馬になったゲレイロも藤田騎手もこれからもずっと応援してます!

皆も応援したらよろしいやん!



あっき~ら
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